バラフとは?
「バラフ」とは、佐賀大学農学部での研究開発により、南アフリカ原産の植物「アイスプラント」を野菜化した佐賀大学ブランド商品です。
葉や茎の表面に宝石のようにキラキラと光る水滴のような細胞がついているのが、大きな特徴。その外観から、アフリカのスワヒリ語で、「水晶」や「氷」を意味する「バラフ」と名付けました。
「バラフ」は、佐賀大学発ベンチャー「農研堂」と契約農家の方々で栽培を行っており、佐賀大学農学部で開発された技術によって品質安定を図り、安全性・安心に配慮して栽培しております。
注意)現在「バラフ」以外にもいろいろなアイスプラントが販売されていますが、「バラフ」以外の名前のついたアイスプラントは、佐賀大学ならびに農研堂とは全く関係ございません。それらの由来、成分、性質、栽培方法、特に安全性などについては、お取り扱いの事業者にお問い合わせ下さい。アイスプラントは様々な物質を植物体内に取り込み、溜め込む性質を持っているため、基本的に土耕栽培したものは食用に向いておりません。お気をつけ下さい。
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栄養成分について
レタスと比較すると、ミネラル分やカロテンが多いのが特徴です。特に、体内の塩分を調節する働きがあるカリウムを多く含みます。疲労回復効果の働きが知られているリンゴ酸やクエン酸を含むことも特徴です。また最近では、対内の活性酸素を抑える抗酸化作用があるβカロテンが多いことから、老化防止や疲労回復、生活習慣病予防などに効果があるといわれ、細胞内の脂肪を燃焼させる効果のあるパントテン酸が含まれることもわかってきました。
ポイント!
○ 疲労回復効果の働きが知られているリンゴ酸、クエン酸を含む
○ 活性酸素を抑える抗酸化作用があるβカロテンが多い
○ 細胞内の脂肪を燃焼させる効果のあるパントテン酸が含まれる
バラフの成分分析結果
項目 バラフ> レタス結玉葉 生※
エネルギー (kcal) 15>12
ナトリウム (mg)
360> 2
カリウム (mg) 480>200
カルシウム (mg)
30>19
マグネシウム (mg) 18> 8
リ ン (mg) 45>22
カロテン 注) (μg) 910>240
レチノール当量 (μg) 150>40
ビタミンK (μg) 77> 29
パントテン酸 (mg) 0.63>0.2
食塩相当量 (g) 0.9>0
単位は全て、地上部分100g当りの成分含有量
※ 五訂日本食品標準成分表より抜粋
注)β-カロテン当量として
バラフは、(株)農研堂と契約農家によって、安全に栽培されています。